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Tokyo Design Report 2009

鳩時計コレクション(伊勢丹新宿店)

デザインタイド・トーキョー
新宿・丸の内・目黒

10/30,2009
Author: Chiemi

昨年に引き続き、DESIGNTIDE TOKYOのエクステンション会場として参加している新宿伊勢丹。今年は、坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体「モア・トゥリーズ」と伊勢丹の共同開発による間伐材を利用した鳩時計を、本館5Fと1Fのショーウィンドウで展示している。

アーティスト、高橋理子/HIROCOLEDGEによる鳩時計がディスプレイされたウィンドウ。

木々を育ててゆく過程で発生する「間伐材」(いわゆる、間引きされた木)は、建築などには向かない木材だが、少しでも貴重な資源を無駄にしないようにとこれまでも様々な使われ方が試されてきた。

今回展示されているのは、その間伐材がもつ木の温もりを活かし、プロダクトデザイナーの深澤直人氏が手掛けた鳩時計のオリジナルモデルに、50組のクリエイターが思い思いのデザインを施したもの。可愛らしいものから、ロックテイストのもの、コンセプトが深そうなものに、原型をとどめていないもの...と、見る者を飽きさせない作品が並び、デザインウィークのお祭り気分を盛り上げる。

深澤直人デザインによるオリジナルモデルの鳩時計。
インテリアスタイリストの長山智美さんによる鳩時計はヨーロピアンカントリースタイル。現代美術にユーモアを加えた作品でお馴染みの現代美術二等兵の力を借りて完成させたという一点もの。
自らの作品の横に並ぶ、グラフィックデザイナーの山本和久さん。「時計がついている巣箱」という印象から、森に置かれた巣箱に木々の影が写る様子を表現した。
世界各国の民族の模様をアレンジしたTGB Design.による鳩時計は、見ているだけでウキウキしてくる。
編み師、203gowによるウィンドウディスプレイは道行く人の足も止めてしまうほどの迫力。
お馴染みのタイポユニット、大日本タイポ組合は、「ハト」という文字を組み合わせて「木」に見立て、さらにそれを並べて森を創り出した。

参加クリエイターは、東信、ANSWR、川上俊/artless、田名網敬一、津村耕佑、福井利沙、森本千絵+上岡祐司、ミントデザインズなど、話題の人達ばかり。28日(水)に行われた内覧には多くのクリエイターが集まり、お互いの作品を鑑賞しながら近況や今年のデザインウィークについての情報を交換し合う様子がうかがえた。

こちらの展示は11月10日(火)までの開催。他の会場とは場所が離れているが、今回ぜひチェックしておきたい展示のひとつだ。


「ISETAN x moreTrees ー鳩時計コレクション」(TIDE Extension)
伊勢丹新宿本館5階インテリア特設会場、1階ウィンドウ
東京都新宿区新宿3-14-1
http://www.isetan.co.jp


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